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女性
趣味:
読書だったり飲酒だったり。
自己紹介:
2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。
SFが好きです。

今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
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Title : 第2章7節c
黒が多め
少なめの白
そこに少しの水で溶いた山吹を塗りたくる。
これを、十日くり返すことに決定。













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白地の上に点々と

中身の色が点々と。

黒い毛並みが揺れる度

白地の上に点々と

中身の色が点々と。

その上を踏んで歩く。











いやーどうもどうも!
更新を随分サボっておりました。
特に何かあったわけでも忙しいわけでもなく。
すいません。


と云うことでー。
去年とか一昨年とかもやった、今年劇場で見た映画ランキングー。
まだ2011年10日ほど残ってますけど、まあ多分もう見ないと思うので。
数が少ないので、1位から。


1、マネーボール
今年日本では未曾有な出来事が起きて、否が応でもこれまでのやり方を続けて行くべきかどうかと云う選択や、これから先どうやっていくかと云う問題を突きつけられている。
だけど、そんなタイミングで見なくとも、非常に示唆に富んだ作品だと思った。
働くってこう云うこと、生きるってこう云うこと、と思った。
これがまた結構難しくて、つい楽な方へ走っちゃうんだけど。

2、イリュージョニスト
人生で、自分のために、誰かのために何が出来るか、残せるか、と云う物語。
だけど説教くさくもなく押し付けがましくもなく、飽くまで穏やか。
その穏やかさのせいで一層切なさや悲哀が際立つけれど、それでも重くならないのは、画面の圧倒的な、温かみのある美しさのおかげだと思う。
これも、人の生きることの意味みたいのを考えることが物語の中心なんだと思った。

3、英国王のスピーチ
自分の持って生まれた使命を果たそうと、努力する人、それを支える人の物語。
王様だってヒトなんだ。王様ですら、ヒトなんだ。
どんな立場に居たって、悩む人は悩むし、苦労のない人は一生苦労しないかもしれない。
「○○な生まれじゃなくて良かった」「○○だったらよかったのに」と思うのは私もしょっちゅう。だけど、そこからどうしていくか、がヒトとして問われる所じゃないでしょーか?

4、ミッション・インポッシブ ゴーストプロトコル
THE・エンタテインメント!
遊園地の絶叫系アトラクションって要するに、普段の生活では体験しえない重力(スリル)を感じさせ、かつ絶対安全である、と云う信頼感(まあ時々事故も起きるけどね…)をも同時にもたらすことが主眼なんだと思う。
この映画はまさにそれ。
まずトム・クルーズが死ぬわけないし、チームのメンバーだってミッションの達成に致命的な影響が出るようなミス(=死ぬ。メンバーが必要最低限の人数なので一人でも足りなくなると、その時点でアウト)なんてしないことは分かり切っているのだけれども、それでも予想外のアクシデントが次々に起きて…ほっそいほっそい糸の上で綱渡りするような、ギリッギリの行動のオンパレードに、手のひらビッチョリでした。
IMAXシアターで見たおかげで没入感も非常にあり、この通りの高評価に。

5、スーパー
おじさん、閃いちゃってヒーローになる、の巻。
人生、死に物狂いで戦わないといけない時があるだろうし、何かを失なってでも別の何かを守りたいことだってあるだろう。その結果は最初に思い描いたものとは違っているかもしれないけれど。
それでも、動かずにはいられなかった、おじさんの物語。

6、トゥルーグリット
これも人生を賭して守るもの、と云う物語だと思う。
マット・デーモン、ちょっと浮いてた気がする…。

7、ザ・ファイター
家族の形の物語。
家族だから許せないことがある。でも家族だから分かり合えてしまうこともある。
そう云う家族は、まあ良い家族なのかも。
クリスチャン・ベールの役作りが相変わらず凄まじい。

8、モールス
何て云うかまあ、うん。
原作もずいぶん前に読んでいたけど面白みがわからなかったので…。
老人チームの話をもっと出してほしいかった。

9、スーパー8
何て云うかまあ、うん。(二回目)
ちょっとこう、都合よく格好良くしすぎじゃね?と思った。
いやまあいいのだけれど。

10、キャプテン・アメリカ
今年これ以外に突出しまくりのワーストがあるので、ここに。
何て云うかこう、目を覚ませよ、と云いたい。

選外:グリー3D
映画館で見たけど、私はこれ映画だと思ってないので選外に。
これ見てサンタナを更に好きになった。

ある意味選外:けいおん!
原作は読んでないけど、アニメはなぜか全部見た。
見た上で元々嫌いだったのだけれども、もう、色々あり過ぎたりなさ過ぎたりして、辛い。
もう起きなくていいよ、と云いたい。




…と云った具合でしたー。
今年はこの12本見たわけです。
何かつい作品に、「生きるとは…」「人生とは…」と云うようなことを見出そうと云う傾向があまりに強くて、何となく面白みにかけますね。

さて来年は。



その檻は空になった。
ついさっきまで柔らかな羽毛に包まれた五つの固まりが押し合いへし合いしていたけれど、その檻は空になった。

彼らが供物を捧げ終えたあとに残ったもの。
袋の中の緑の葉っぱ。
繊細な足の裏。
着ていたもの。
杖。
頭。
空になった檻。
そしてわたし。





















貴方は一種の緊張感の只中にいて、滑らかで透明な水晶を見つめている。
だけどその瞳には、はっきりと困惑も浮かんでいる。

私は三百度と云う圧倒的な視野の広さを誇りながらも、持ち前の集中力が仇になって、却って視野狭窄に陥る羽目になる。
大粒の雨が降ってきたとしても、気付くのはいつも最後の瞬間。

全身に響く鐘の音、耳を聾せんがばかりに。
例え半身を失ったとしても、まだ飛べるのだと信じていたい。

私は只管遂行することが目的で、それが使命なのに、立ちはだかっている貴方。
有らん限りの悪口雑言と、この世の全ての呪いを浴びせ続ける。

私は貴方の命を惜しむことは無い。
私が私の命を惜しむことが無いように。
貴方が貴方の命を惜しむことが無いように。
貴方が私の命を惜しむことが無いように。