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プロフィール
HN:
性別:
女性
趣味:
読書だったり飲酒だったり。
自己紹介:
2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。
SFが好きです。

今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
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私は物語が紡げないから、こうして織物を織るのよ



そう云って微笑む彼女の言葉は、幾らかの間を置いて、やっと降りてきた。
私はそれを慌てて書き留める。



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Title : 第4章2節p

たとえそれに名前がついたとしても、この私の憂鬱は晴れはしないだろう。

















Title : 第2章7節c
黒が多め
少なめの白
そこに少しの水で溶いた山吹を塗りたくる。
これを、十日くり返すことに決定。













白地の上に点々と

中身の色が点々と。

黒い毛並みが揺れる度

白地の上に点々と

中身の色が点々と。

その上を踏んで歩く。











その檻は空になった。
ついさっきまで柔らかな羽毛に包まれた五つの固まりが押し合いへし合いしていたけれど、その檻は空になった。

彼らが供物を捧げ終えたあとに残ったもの。
袋の中の緑の葉っぱ。
繊細な足の裏。
着ていたもの。
杖。
頭。
空になった檻。
そしてわたし。