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読書だったり飲酒だったり。
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2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。
SFが好きです。

今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
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どうも。
大層ご無沙汰しておりました。
普通のエントリは、何と半年ぶり。うわー。



と云うことで先週末、せたな町と云う所へ、羊の毛刈りに行ってきました。
朝の5時過ぎから車に乗って高速で移動、9時前に目的地の農家へ到着!
早速着替えて羊舎へ。

そこで飼われているのは、肉用のサフォークと云う品種。
顔と脚が黒く、首から胴体が白(厳密には薄い灰色だったりベージュだったりしましたが)で、フカフカの毛並み。
刈った毛は、特に売物になったりするわけでもないので、割と素人が下手くそな感じにしてしまっても良いそうです。

農家のOさんがまずはお手本。
羊の後ろ足をおもむろに、むんずと捕まえ広げたブルーシートの上まで引っ張って来る。
次に、素早く顔側に回り、羊の顎を捕らえて鼻先をお尻側に向けつつ、体を押すと、羊はあっさりゴローンと寝っ転がる。
それから首を押さえつけたまま羊の背中に回り、前足と首を支えながら、羊のお尻だけが地面に着くように起こして、準備完了。
この間一分に満たない。
それから、長さ30㎝以上はあろうかというバリカン登場。
「どこからでもいいんだけどね」
とOさんは云いながら、首筋の毛から刈り下ろしてゆく。
右手でバリカン、左手で羊の首を倒すように押さえながら、みるみるうちに首回りがスッキリしたかと思うと、「つまんない場所は早めに」と云いながら、バリカンは羊のお腹へ。
毛がなくなると、まん丸な羊のお腹がそこにはありました。
それから脇、背中、腰、と続いて、後脚、股間回りで毛刈りはフィニッシュ。
仕上げに、ハサミで羊の爪を切って作業終了。
多分10分もかかってないです。
そして毛を刈られた羊はしゅっとスリムに!
本当に一皮剥けたみたいになってました。すごい!

…と云う、見事すぎるお手本を見たあと、じゃー実際にやってみて、と云われて、恐る恐る羊の脚を掴んでみる…。
掴んで中に持ち上げる(脚だけを)ことはできるものの、引っ張ってみても、肝心の羊、動いてくれない。
どうやらパワーが足りないらしく…。

最初は毛を刈る時も、羊を引き倒す時も、抑え込む時も、変なことをして羊に怪我をさせてしまわないかおっかなびっくりやってたんですけど、仕事に全然ならないし、時間ばかりかかって羊もヒトも体力を浪費するだけなので、それじゃだめだと午後には割と大胆に出来るようになってきました。

受け入れて下さった農家のOさんも、今回の話を下さって現場に連れてきてくれた獣医のOさんも(両方イニシャルはOですが、親戚とかではないです)、羊の扱いに物凄く長けていて、一人で全部やれてしまうのですが、私を始め集まった他のメンバーは殆ど素人だったので、名人の監督のもと、一人が抑え込み係り、一人が毛を刈る係り、一人がバリカンを受け取る係り、と三人体制で取り掛かりました。

ここで一番体力を使うのは、実は抑え込み係りではなく、毛を刈る係りなのです。
使用しているバリカンが、結構重く、それを取り回すのがまず大変であること、それが刃物であると云うこと、頭は抑え込み係りが抑えてくれているとは云え、油断をすると羊は立とうとして暴れるので、脚をコントロールしながら刈ってゆかなければいけない、と云う、地味に色々こなさなければならないポジションなのでした。
1頭刈り終えると、バリカンを持つ右手はビリビリして、全身汗ぐっしょり。


他の人に脚を捕まえてもらって、顎を捉える所までは普通にできるのですが、そこからいざ押し倒そうと力を入れようとする前のほん一寸の間に、羊が勝手に倒れてしまう…。
全然手応えが無くて、つまらない…。
獣医のOさんに、「教えた通りにはできてないけど、それはそれで何かの技みたいで面白い(笑)」とか云われるし。
私はみんなみたいに、柔道みたいにドーンと自分の体ごと羊を押し倒したいんですよ…!
バリカンの扱いは少し上達したと思いますが、倒すのは、何度かチャレンジしたけれど、結局最後まで“ドーン”は出来ませんでした…。

途中農家のOさんの所の羊肉とお知り合いの方が持ってきてくれた野菜やホタテなどで、豪華なバーベキューのお昼ご飯などを挟みつつ、朝の9時頃から午後の7時過ぎまで一日中羊と格闘、みんなで50頭余りの毛刈りを終えました。

それから急いで宿に移動、これまた美味しい夕ご飯を掻き込んだ後に近くの温泉まで足を伸ばして来ました。
宿に戻る途中でコンビニエンスでビール買って、部屋でみんなで飲んで…。
午後11時には就寝。
次の日は寄り道しながら札幌に戻る予定なので、朝は7時頃には起床と云うことに。

長くなってきたので、帰りのお話はまた次に機会に。














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