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読書だったり飲酒だったり。
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2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。
SFが好きです。

今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
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どうも!
段々温くなってきたよ!
これ以上温くなるの反対!
この時期いつもそう思うよ!




えー、年明け少ししてくらいから、うちでは『glee』が大流行しております。
世間一般からは少し(いやかなりか?)遅い流行ではありますが。
家人共々、と云うか、家人の方がズッパマリの様相を呈していますが。
えー、うちでは映像作品をわざわざDVDで購入することと云うのが、かなり珍しい現象なのですが、そしてそれを二人ともが同時に欲しがる何て云うことは非常に珍しく、今までなかったのではないかと思われます。(基本的に、吃驚するくらい趣味が合わない二人だったりします)

それくらい『glee』が今面白いんだよ!

と云うことで、何がこんなに面白く思えるのか、私なりにちょっとだけ検証してみようと思います。

・テンポがいい
脚本が良くなければまず続きが気になることはないと思うのですが、しかし脚本を一番支えるのは演出ではないかと思います。
見せ方が非常に巧い。
斬新なカメラワークとかはないと思うのですが(寧ろ割と古典的なのではないかと)、切り替えが早く、各エピソードの小出し感が実にいい。
小出しすぎることもなく、先が見えてしまうほどでもなく、しかも脚本(エピソード)が結構詰まっているので、見ていて飽きると云うことがないのです。
登場人物が大勢いると云うことは一つの強みでもあり、人間関係や生き方の模索なんていうのを、その分色々と多く見せることができると云うことでもあり、それが脚本の厚み深みにきちんと繋がっているように思います。
作中で何度も出てくる「マッシュアップ」と云う言葉があるのですが、この物語自体もマッシュアップな作りになっていると思います。
色々なキャラがいて、それぞれに独立したエピソードがあったり(でも密接に関係してたりする)影響し合ったりして大きな流れになっている、といったような部分が。
そうやって複雑になりがちなストーリーを判りやすく、飽きさせず、巧い具合に小刻みに配置してあるので、つい、「ぐああああ、どうなっちゃうのこれから?!」となってしまって、まんまと制作者の罠にズッパマリ(笑)

・楽曲の使い方がいい
これも大きく云ったら演出の範疇なのですが、『glee』の最大の特徴だと思うので、敢えて。
私は今まで、歌詞のある歌が割と嫌いでした。今も日本語の曲は積極的に聴くことはないし、聞いたとしても歌詞に関心を向けることがないと云う、非常に作った側の人にとっては失礼な感じなのですが、どうしても「邪魔」だと感じてしまうのです。
聞くと云いながら、実は聞いていないと云うそんな風な音楽の使い方をしているせいかもしれないですけど…。
なので私が、海外の楽曲を邦楽より好む傾向にあるのは、歌詞が言葉として理解できないので、ボーカルが曲の中の楽器の一つとしての機能しかない(しかないって云うと語弊が非常にありますが)からであり、曲全体と云うか、音全体として好ましく思えるものだから、と云う理由があります。
でもこれは本当に失礼な話なんですよね…。音で表現したいことだったらインストルメンタルでやればよく、態々歌詞を乗っけていると云うことは、言葉として歌として表現したいと云う動機があるのだから、聞く方としてはちゃんとその言葉に耳を傾けるべきなんだろうと思うのです…。
しかしまあ、そう云うことに思い至ったのは本当に『glee』見てからなのです。
前置きが長くなってしまいましたが、作中では幅広く楽曲がカバーされており、丁寧に字幕が用意されています。
ラジオや有線なんかで耳タコなくらい聴いた曲なんかも扱われているのですが、このドラマを見て初めて「そう云う意味の歌詞だったのか!!めちゃくちゃいい曲だ…」と云う、本当にお前、失礼な奴だな、って云う体験をその都度しています。
二度目の初対面、みたいな…勝手に言葉を作ると。
なので、本当に遅れ馳せなのですけど、歌詞ってちゃんと意味があるし、大事なんだなあって気づきました。
それと、登場人物のその時の状況や心情に合わせて曲がチョイスしてあり、単純に台詞で云ってしまうより、情感をたっぷり込めて歌い上げる方が、逆にストレートに伝わってくるのです。
台詞で云うと、本当に陳腐になっちゃうことなんかは特に。
詩なので、そもそもこう、余分な要素は随分削られているだろうから、だけども思わせぶりと云うか意味深なこともあったりして、それがまたいい感じです。
でも、要所要所で歌に頼らず表現してあったりするので、それもまたとてもぐっと来たりします。

・頑張ってる姿は誰だって格好いい。多分。
クールで余裕があってちょっとニヒルだったり常に冷静、…なんて云うのは確かにスマートですけれども、人が真剣に必死に体全部で全力を出し切ろうとしている姿はね、やっぱり格好いいのだと思います。
しかもそこに楽しさや喜びを見いだせたりしたら、最強です。
思春期って、なんだか無駄に必死で、だけど何に必死になっていいのか判らなくて、周りに左右されて、自分にどれほどの価値があるのか、とかそう云うすぐに答えが出ないことに悩みに悩んで、どうでもいいことにも悩みに悩んで、本当はやんなきゃいけないことは沢山あるのに、全然別のことに血道を上げてみたり、急に無気力になったり自暴自棄になったりしてみたり、でもやっぱり誰かと繋がっていたくて、とにかく何か、何かを探しているのだけれども、自分でいったい何を探しているのか見当もつかない…って云う、ね。
モドカシクも切なく、そしてちょっとおかしい時期だと思うのですが、有り余るほどの、持て余すほどのエネルギーを持っていて、それを何かに打ち込めるって云うのは本当に幸運なことだと思うのです。
問題はなにも解決していない。
だけど私にはこれがある!って云えるのは、とても強いことだと思うのです。
そのために、そう云う機会や場を守るために必死な彼らも、本当に楽しそうに歌って踊っている彼らも、すごく格好いい。
大変羨ましいです。本当はああいうのをリア充って云うんじゃないのか?!
表現するってことに、誠実であろうとし、心をこめて行っている彼らの姿が、格好よく見えない筈がないと思うのです。

・なんか段々暑苦しくなってきましたね、私が(笑)
いや安易なニヒリズムはよくないとあれほど…。
こんだけ長々と書いといてなんですけどね、なんかもっとシンプルに表現できたんじゃないのかって気が今さらしてきました…(笑)
まあいいや。
延ばし延ばしにしていた(「だって食べたらなくなっちゃうだろう?!」と云うソレの心境)、一期の最終話までとうとう見てしまって、なんだか気が抜けているところではあるのですが…。
本国では現在二期が放映中らしいのですが、どうなんだろう、日本でDVDが発売されるのは一体いつになることでしょうか…。
早ければ夏頃か、とか勝手に期待しておるところなのですが。どうなんでしょうか。頼む。
出来るだけ二期の情報を避けてはいるのですが、何かキャラが増えたりしているらしいので…どうなの?!
人気のシリーズは、無理矢理延命させられたりして、本来持ってた勢いやテンポの良さが消えちゃったりすることがあるので、本当その辺頼むって感じですよね…。



何かもっとこう、あつっ苦しく書きたかったこととかあったようにも思うのですけど、…。
もうこれくらいにしておきます。





追伸;随分遅くなりましたが、先日のコミティア、スリープウッドさんのスペースに立ち寄ってくださった方、お買い上げいただいた方、ありがとうございました!
次回の五月のティアは…不参加の運びです…。
会場にも行かないのか…?それは未定です。気が向いたら…。
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