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読書だったり飲酒だったり。
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2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。 SFが好きです。 今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
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Title : 映画の感想:『戦場でワルツを』。
今年からタイトルに観た、或は読んだものの名前を入れる事にします。
判りやすく。 去年以前のは、一個のエントリに複数書いてるので、…それはそれ。 まあねー、読みやすくして誰がよ(略。最近ちょっと後ろ向き)。 大体晴れていた様な気がする。 寒い。まあこの季節はこういうもんだ。 年末に見た映画。 アリ・フォルマン監督『戦場でワルツを』 私は、現在の日本に生まれて、この年まで生きて来て、幸いにして戦争と云うものを体験した事が無い。 現実的に日本はこれからも未来永劫安全かと云うと、多分そんなことはないのだろうけど、戦争よりも、いつ来るか判らない地震の方が断然怖いし、圧倒的にそっちの方が身近に感じる。 戦争の体験を語る人も身近にはいなかった。 以前にも書いたが、私の通っていた小学校では夏休みになると原爆資料館顔負けの写真を見て回るという、平和学習があったのだが、それは単に写真を見るだけで、何か、生の声を聞くと云うのとは違っているように感じた。 今までにもいくつか戦争をテーマにしたドキュメンタリーや映画や小説なんかに触れる機会があったけど、その度に何かしら胸にくるものはあったし、憤りも感じたし、哀しくて申し訳なくて号泣したりもした。 だけど、やっぱりどこか遠くの出来事なのだと、どこかで安心を感じている自分も、確実にいる。 そういう、自分の平和な立場に安心も出来てしまっていた。 今回のこの映画は違っていた。 戦争は、特殊な事じゃない。 特殊な者だけがやっているわけでもない。 戦争とは、結局人と人とが殺し合うって行為にすぎないし、「やれ」と命じるのも人だし、何かしらのボタンを押すのも人だし、実際に銃を構えるのも人だし、その銃口の先にいるのも、人なんだ。 その人、になるのは、全然特殊な事じゃなくて、本当にちょっとした違いとかタイミングの話にすぎないってこと。 (事実、登場する人物は皆、戦争を体験して実際に従軍したのに、みんな普通の人で、今では普通に家族がいたりして生活してるんですよ。戦争にいく前も普通に生活してた訳だし。たまたま自分の兵役のタイミングで内戦が勃発して前線に送り込まれたと云う。みんな、ただの人なんです。だから、二十年経った今でも戦争と云う大きな影の影響を受け続けると云う事でもある) そういう、日常の延長上に戦争があるってことを、この映画を見て強く感じた。 見終わった後は物凄く辛くて、怖かった。 自分が信じていた「安全」が、脆く、実際は果敢ないものなんだと。 「人は人を殺してしまえる。 多分、それはそんなに特別なことではない。」 自分でも今更だとも思う。けれどもその事実が、辛くて辛くて、言葉が出なかった。 映画の構成も巧みで、ストーリーとしては、戦争中の記憶が欠落している監督自身の行動を探る為に色々な人に話を聞いて回るのだけども、そうやって監督と一緒に監督の記憶を遡る事で、観ているこちら側も知らず知らずのうちに同調してしまって、そこに用意されている、あのラスト。 誰が悪いとか良いとか、そう云うことではなくて。 一人一人、戦争というものに向き合うことをこの監督は、観客に強く求めているのではないかな、と思いました。 中々、この映画について感情的にならずに感想が書けないのですけど。 まあ、こう云った具合です。 PR |
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