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女性
趣味:
読書だったり飲酒だったり。
自己紹介:
2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。
SFが好きです。

今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
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今日は日差しはそれほどでもないけど、暑かった。
まとわりつくような空気。これが辛い。
毎年毎年、「今年の夏は猛暑になる」って聞きますけど、今年もそうなるらしいですよ。
勘弁。



えーっと。札幌から帰ってきて、東京の暑さにやられ気味。
何となく夏バテっぽい。
少し食欲無いけど、空腹はちゃんと感じられるし食べ始めたら普通の量は食べられるので、まだ大丈夫。
これで食べないでいると、本当に夏バテになっちゃいますからね。

えーっと。
札幌で見た映画の感想。
ポール・ハギス監督『告発のとき』
戦場で行われる行為を描いた作品は多いですけど、その行為を実際にしている兵士たちの心情に重点を置いて描いた作品は余りなかったのではないかと。
戦場で行われている事は、余りにも非人道的で、殺された、または標的にされている人々は当然、人間的な扱いを受けていないと思います。
そうやって人を人としてみないこと、いかに正義と云う大義名分があっても(まあアメリカの云う正義なんてもうアレ…ゴニョゴニョ)それがどれだけ人に歪みを与えるか、と云う。

人を殺すのが仕事で、正義で、正しい事で、だけど人を殺すと自分の心が壊れそうになるので、何とか必死に「何でも無い事だ」と思う様にする。
でも、本当は、それは大きな歪みやズレから目をそらしただけで、何も解決してない。
痛みや辛さを、それとして受け入れて行くには時間がかかるけど、そんな暇がある訳も無く。

何故戦うのか、誰の為に戦うのか、誰と戦うのか。
戦うとはどういう事なのか。

そう云う事、考えずにはいられなくなります。

同じく札幌で読了した本。
横山秀夫『クライマーズ・ハイ』
1985年に起きた日航機墜落事故を取材する地元新聞の記者の、苦闘を描いた作品。

別に旅行に合わせて買った訳ではないのですけど、機内で読んでいると、余り経験した事ない強さの揺れが…怖いっ。しかも載ってるの日航だし。やめて。

作者自身がこの日航機墜落事故を群馬県の新聞社に居て取材をした事があるそうです。その辺りの実体験を踏まえて。という。
歴史小説など、「見てきたかの様に書く」と云うのがありますけど、この人のこれは間違いなく「見てきた事を書いた」って事ですね。
それだけにかなり臨場感と云うか、空気感はよく判りました。
…ああでも、『告発…』見た後だと翳むな(笑)

しがみつくものなりがあるって云う、強さとか弱さとか。
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