忍者ブログ
[8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18
冗長なだけのブログ。
カレンダー
07 2026/08 09
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新コメント
[06/29 下元]
[03/14 下元]
[10/08 シモ]
[05/07 シモ]
[01/12 hippopotm]
プロフィール
HN:
性別:
女性
趣味:
読書だったり飲酒だったり。
自己紹介:
2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。
SFが好きです。

今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
ブログ内検索
アクセス解析
忍者アナライズ
MASTER | WRITE
忍者ブログ | [PR]
Title : [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

この世は、民主主義なのか、権威主義なのか。

私には判らない。

いっそ、南瓜主義ならば。
PR
漏斗。
砂時計。
花びら。
煙。
アラベスク。
換気扇。
コイル。
鸚鵡貝。
独楽。
角。
星。
先日、札幌にて見てきたスロバキア映画の、かなり主観の混じったあらすじと、気になったことを。


一本目。
タイトルは、向こうの言葉で「庭」と云うらしいです。

仕立て屋さんのお父さんと、仕事もしないでぼんやり過ごしている息子。
到頭お父さんが頭に来て、息子は追い出されて、今は廃墟になっている、どうやらお父さんの生家へ一人移り住みます。
屋根にでっかく「1922」って書いてあるので、今から百年近く前に建てられた家の様です。
庭があって、リンゴの木が何本か植わっています。
柵があるにはあるんですが、時々やってくる見ず知らずの人たちはそこに誰も住んでいないと思い込んでいるらしく、割にやりたい放題。
羊の放牧したりとか(笑)
そんなこんなで近所に住んでいるらしいミドル〜ハイティーンの女の子が時々遊びにやってきたり。
当然のごとく(?)息子(二十代後半から三十代半ば)は何となく手を出そうとしたりするのですが、割にはっきり拒絶されたりしてます。
それでも仲良くなって一緒に庭のリンゴでシードル作ったりして楽しそうです。
彼女はどうやら、一緒に住んでいるおばあさんに杖かなんかで殴られている様です。

しばらくしてお父さんが様子を見にやってきました。
息子が女の子を連れ込んでいるせいなのか、怒って大きなボクシンググローブ(引き出しに入っていた)をつけて、息子にもつけさせて、かかってこいと挑発しています。
しかし息子の放った一発がいい所に入ったらしく、父、あっけなく戦意喪失(笑)。
翌日、引き出しにあったバリカンで、父と息子は庭で散髪。
二人とも丸坊主…(笑)
その後街へお父さんを送りにいく途中、レストランで食事。
楽しくなってきたお父さんはタンゴを踊りだし、息子はそれに合わせて歌いだし…。
椅子ごとお店の外へ運ばれる二人。ひとしきり歌って、何やら目を見交わす。
完全に和解した様です。

そうして平和で無為な時間がこのまま過ぎていくかの様でしたが、お父さんの所へ息子宛の一通の手紙が。
息子が以前行っていたらしい学校からの書類のようです。
どうやら正式に解雇か退学か…どちらにしろもう戻れなくなってしまったようです。
二人でぼんやりしながら庭で、また遊びにきている(映画の後半ではもう住み着いている様でした)女の子を眺めていると…。
ある不思議なことが起きて、父と息子は見つめ合います。
最後に何やら台詞があるのですが、まあ当然わからない。
「人生は、まあ、何があってもそうしたもんだよ」
みたいなことを勝手に脳内で補完して、映画終了。

二本目。
タイトルは解らずジマイ。

どこか田舎の村。
ツナギを着て工具箱を持った、ヒゲの男。
早朝、石畳を歩いて、ある所までくると短く口笛を吹く。
それを合図に、若く、鉛筆みたいなひょろりとしたもう一人の男が登場。
二人並んで職場へ向かう。
仕事は二人一組でトラックを運転して、土や石材等を運搬するようだ。
のっぽの方は少し、注意散漫と云うかぼんやりしている感じで、組んでいるヒゲの男に迷惑をしょっちゅうかけたり、他の同僚からも度々からかわれたりしている様子。
どうやら結構広い住居に一人暮らししているようで、何やらその土地を巡って策謀が本人の知らない所で巡らされている。

同時進行で、不倫あり、思いを寄せている教師に失恋する若者あり、と小さな村の中で悲喜交々コメディタッチに描かれていく。

のっぽの男は、何となく騙されたような形で都市へ移り住み、綺麗すぎるアパートに住み、新しいオフィスでの仕事へ向かうことになる。
しょんぼり新しい職場へ向かおうとしていたある日の朝、歩道橋を大勢のサラリーマンたちと歩いていると、懐かしい口笛が聴こえた。
慌てて下を見ると、ヒゲの相方の男が、いつもの無愛想な顔で「早く来いよ」と手振り。
のっぽは躍り上がって、人の波に逆らって、ヒゲのもとへ駆け出す。

またいつもの、早朝。田舎の村。
ヒゲがいつもの場所までくる。
短い口笛。
のっぽ飛び出してきて、歩調を合わせて二人元気よく歩き出す。
鞄が揺れるのまで全く同じタイミング。
段々小さくなる二人の背中。エンディングロールに続く音楽に合わせて、時々ステップを踏む。
映画終了。


以上、札幌で観た映画の内容をかいつまんで。
かなり端折ってます(笑)
一本目父親役の人と、二本目に登場するヒゲの男は同じ俳優さんでした。
全然違う雰囲気の役を演じ分けていて、びっくり。
向こうでは有名な方なのかも…?

映画の中で、殊更クローズアップして描かれてはいないのですが、少し食文化に触れる描写とかあって、お、と思いました。
一本目では、庭のリンゴを収穫して、手動で粉砕、果汁を搾る道具に入れている所。
その後その果汁をどうしたのか全く触れられないのですが、「ああ、シードル作るんだろうな…」と。
廃墟に保存してあったお酒を見つけ出して、主人公がぐいぐい呑むシーンがあったので。
私だったらシードル作るよ間違いなく!

二本目では、ヒゲのおっちゃんの自宅にて、野外に漆喰のベンチみたいなのが設えてあるのですが、そこに座りながら、薫製室(それも野外から出し入れ出来るようになっている、漆喰塗りの格好いい奴)から、かなり立派なソーセージを取り出して、そのままがぶりとやりながらビールを飲む、と云うシーン。
う、うらやまし…。
瓶ビールの蓋を、庭のその辺にぽいって放り捨てるのもなんか良かった(笑)。
かなり沢山転がっていることでしょう。

義母さんが、「薫製室から出してそのまま食べてるってことは、きっと先に一度茹でてあるんだろうね…」と呟いておられました。
同じようにベーコンやソーセージを作るので、やはりそこが気になるとことですよね。

あとは、のっぽが飼って可愛がっている鳩がいるのですが、それをのっぽのおばあちゃんが「晩ご飯に、今日はこれ」と云うような勢いで、無造作に首を、ポキ、とやるシーン。
義父さんの口から、「…うおっ」と思わず漏れる。
昔はよく、日本でも鶏とか一般家庭で絞めたりしてましたけどねー、私は直接観たこと無いけど…。
中々、自宅で飼っている動物を、その為に飼っているとしても、自分で絞める、と云うのはこう、結構心情的にかなりのエネルギーが必要ですね…。

おばあちゃんは全くの無造作で、野菜のいらない部分とかを取るくらいの感覚で鳩を絞めるのですが、のっぽはそれを正視出来ないでいる。
映画の後半に、彼自身の最大級に気持ちを込めた贈り物として、自ら鳩を絞めるシーンがあるのですが、そこと相まって、結構印象的でした。

あ、鳩は実際は絞められてないと思います。
フレームの外で、そう云う手つきをしている感じで、音だけで表現してました。

何か他にも注目するべきシーンがあったように思うのですが、つい、食べ物関係のことばかりに注意が…(笑)
記録に残らない言葉。
記憶に残らない言葉。
だけどきっと、愛おしい言葉。
私にはその言葉を留めておく術があまり無い。
だからこそ、狂おしい程に。
過ぎていく。
二度と、同じ風は吹かない。
ようーやく、秋らしくなって参りました…微妙に暑いけど。
金木犀咲いているから、よし!
もうコレだけで全て許せる気分になるから、よし!
金木犀、半年くらいでいいからずーっと咲いててくれないかな…。
私、金木犀の花粉症ならなってもいいよ!




えー。
北海道に三泊四日。行ってました。
最初の一泊は、普段ではまず泊まらない、と云うか、生まれて初めて、と云っても過言ではない程のいいホテルに宿泊!(まああのその、それでも私たち風情が泊まれるところなんで、…ええ。)
内風呂が温泉掛け流しって云う。
大きく切ってある窓のすぐ外が森になっていて、木の葉が揺れるのをぼう、と見ながら浸かる…。
一泊なのに、五回も入浴する私…。(到着してすぐ一回、晩ご飯の前に一回、晩ご飯食べた後一回(これが一番長く入っていた)、朝起きて一回、朝食後チェックアウト前に最後の一回。シツコイくらいに入り倒す私。)
お湯の温度も41℃とちょうど良い感じだったので、一時間以上湯船から出たり入ったりしながら風呂場で過ごしたりしてました…。しあわせや…。
そうして、リラックスの極致を味わいながら、持ち込んで読んでいる本は『帝都物語』だったり…(笑)
だって面白いんだもの。
普段家では殆どお湯につからない生活なので、温泉で体の芯からあったまって、気持ち良くて、「ここに住みたい」とかなんとか口走りながら、ホテルを後にするのでした。

二泊目からは家の人の実家へお世話になりました。
相変わらず山の中。雪が降る前までは山羊を放牧しているのですが、その山羊たちに「べー」とか鳴かれながら到着。
相変わらずもぐもぐしている。
その日の夜は、家人は弟君のイベントに出かけていったので、私を義父と義母が映画に誘ってくれました。
『ミックマック』見てきました。
義母さんに「札幌で(東京でも見れる)映画見て、なにしてるんだろうね(笑)」と云われましたが、東京には義母さんと義父さんいませんから!!
そこ、大きな違いです。

三日目。
長沼のぽこぺんと云う絵本屋さんへ出かけてきました。
長沼へは初めて行ったのですが、広い広い農地と、所々にまっすぐ延びた防風林がくらくらするくらい印象的な風景の場所でした。
ぽこぺん自体は林に囲まれた小高くなった丘の上にあって、こぢんまりしたかわいい建物。
私たちが到着したときは、他のお客さんがつれていたい子供たちが四五人いて、それはもう賑やかだったんですが、ほどなくして彼らが去っていった後の静けさたるや。
たくさんの絵本(ほかに新書や文芸書、実用書もあったりする)に囲まれていると、それぞれの物語が今まさに進行しているような気配が微かに感じられる気分になると云うか。
改めてじっくり本棚を見ていると、宝物を探しているような気持ち。
普通の新刊本屋は、分類がかなりしっかりしているので、こう、体系的というのか、棚を見ていてそれほど驚きはしないのですが、ぽこぺんでは多分犯人はお客さんである子供たちだと思うのですが、かなり本が入り交じっていて、そういうのもすごく魅力的でした。
まるで誰かの家にお邪魔して、そこの本棚を見せてもらっているような楽しさ。
あれ、こんな本がある…!のような感じで。
目に飛び込んでくる本全てが面白そうで、魅力的で、旅行の最中でなければかなり購入意欲が刺激されて、ある意味危険な場所でもあります。結局、長居した分だけ欲しい本が増えてしまいそうなので、名残を惜しみつつも少し早めに退散。
それでも、しっかり二冊購入しましたが(笑)。

ぽこぺんへ向かう前に腹ごしらえしたうどん屋さん(ほくほく庵。公式のHPないみたいです)もロケーションがちょっと凄くて、味もよくって、楽しかったです。

札幌へ戻る途中、車窓からの空の写真。


多分乱層雲の一種なんですけど、こう、波みたいに畝っていて、雲の底辺の境がはっきりしていて、…こういう状態の雲の名前があったと思うのですけど、調べても解らなかった…。
写真では解り辛いですが、もっこもこの泡が液体に浮いていて、その液体の中から上に乗っかった泡を見上げているような感じです。で、液体の表面(泡との境界)はゆっくり規則的に波打ってもいる状態。多分。余計解りにくいか…(笑)。
ちょっとだけ珍しいような、割と良くある現象のような…(どっちだ)。
しかしながら、空の広い場所でないと絶対に気付けないので、やっぱり私にとっては珍しい現象ということで。

その日の夜。
再び家人は弟君のイベントへ出かけていったので、今度はうちで映画鑑賞。
義父さんがどこかから拾ってきたスロバキアの映画。
当然のごとくスロバキア語。字幕は多分東欧のどこかの言葉。「ook」とか「aak」とかよく出てました。
文法は英語に近いようでした。でも、意味は全然わからない!!(笑)
それでも映像見ていたら何となくお話の筋はわかるので、楽しく拝見。
時間は九十分くらいかな。
短めだったので、もう一本見ることに。
それもスロバキア映画。今度は字幕が英語。
しかし前の言葉よりはなまじ読めるので(と云っても「読める」だけで意味まではぱっと解らないので逆に余計解りにくいと云うか。会話のテンポに読むのが全然付いていけなくなるから。)、なんかちょっと逆に解りにくかった…。
前の映画でお父さん役で出ていた人がまた出ている!今度は主役の様です。
でっぷりまあるいおなかと立派な口ひげがチャームポイント。
二本目はコメディタッチで、味わいは違いましたが、それでも面白く鑑賞。
それも九十分くらいかな。

映画二本見終えたとことで、義父さんと義母さんはもう休みますと云って、オモムロに私のお酒の準備をし始める…!!
え、あの、私、あの、本当に何にも云ってない、ないんですけど、全然そんなつもりでもなくってあの、あの。
恐縮しきり…。

そうして何くれと無く準備していただいた晩酌セット。
自家製のベーコン(超旨い)と、同じくおうちで作っている野菜のサラダ(超旨い)。スコッチとビール…。
そしてぽこぺんで購入したアンヌ・ロール・ボンドゥー『殺人者の涙』。

「お酒足りなかったらここにあるから」とか云われたりして…。
私、どれだけ呑むと思われているんですか…っ。

そんな感じで家人の帰りを待ちつつ一人晩酌。
そうして札幌の夜は更けていくのでした。

最後の四日目は、大体家にいました。
飼っているウサギにクローバーの葉っぱあげてみたり、山羊の耳の後ろ掻いてみたり、鶏じーっと見たり、取入れた豆の茎に付いていたアゲハのお子さん(要するに芋虫)突っついてみたり(本当は駆除した方がいいのでしょうが、流石にそれはできなかった…)、義母さんに頼まれて畑に上がり葉野菜を少し収穫したり、半野良の子猫抱っこしたり、本読んだり、小樽までつれてってもらってお土産買ってもらったり(!)して、のんびり充実の一日。
戻りの飛行機は遅い時間だったこともあり、割合ゆったりの最終日でした。

帰路に付きながら、家人と二人で「…東京かあ」とかぼやきつつ。
東京に戻った途端に凄くいやなものを目撃したりしてあーもうこれだから人の多すぎる場所なんか嫌いなんだよ、とぐにゃぐにゃしながらも。
多分、当分ここにいるんだろうなあ…と。
義父さんと義母さんにそれとなくいつまで東京で暮らすのかとか聞かれたりしたですけど、この腰の重い二人ですから…。
相当のきっかけがないと中々動けそうも無い。

何か最後の方はボヤキが入ってきましたが、そんな感じの久しぶりの札幌でした。
大変楽しかった!
最初のホテルを含め(笑)、また行きたい!