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冗長なだけのブログ。
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プロフィール
HN:
性別:
女性
趣味:
読書だったり飲酒だったり。
自己紹介:
2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。
SFが好きです。

今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
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照準を覘いて、引金を絞る数瞬の間に考えたこと。


ああやって鳴いてる鳥、なんて名前だっけ。
青と緑、綺麗だなあ。
雷って、何万ボルトだったっけ?
最近あれ食べてないなあ。まだあるかな。
これで総合得点は幾つになるんだっけ。
洗濯物、そろそろ乾いたかな。
あの話の続きは、どうなるんだろう。
m先輩辞めちゃうのか…。
どこかからチャイムが聞こえる。
そう云えば鳥か魚か木になりたいな、次は。
黒い毛並み、綺麗だな。
ああ云ったけど、良かったのかな。
呼び出し…。気が重い。
この三角の角度が堪んない。
あの人、誰待ってるんだろう。
誰も悪くないのに。
意外に一人でも楽しそう。
足痺れてきた。
落ち着きないな。
ここを右に曲がる、と。
それ、あんまり似合ってない。
書き終えられない手紙。
普通にしてても、こういう状態なんですが。
ハジメマシテコンニチハ。
もっといろんな色がほしいなあ。
もっといろんな事が知りたかったなあ。
もっといろんな気持ちに触れ合いたかったなあ。
天気、いいなあ。

あ、あのこと、伝え忘れた…。
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ア師曰く、



五つの種があった。
四つを植えて、一つは万が一の時の為にとっておいた。
その年は豊作で沢山の実がなり、沢山の種がとれた。
種の数は百と一つ。

また種を植えた。一つは万が一の時の為にとっておいた。
その年も豊作でもっと沢山の実がなり、もっと沢山の種がとれた。
種の数は千と一つ。

それから何年も豊作の年が続いて、種は増えに増えた。
種の数はうんと沢山と、一つ。

とっておかれた最初の種は、いつまでも自分を植えてもらえないことに腹を立てた。
どの種にも負けないほどの実をつけ、種をつける事ができるのに、と。
あんまり腹が立ったので、種は鼠になった。
鼠になって、倉の中を食い荒らし、全ての実と種を駄目にした。
鼠は満足して種の姿に戻った。これで自分が植えてもらえるだろうと期待して。

人々は、空になった倉を見て絶望した。
その絶望はあまりに深く、悲しみが目を塞いでしまった。
種が一つ残されている事に気付く者はいなかった。
人々は土地から去り、誰もいなくなった。

廃墟に残された種の数は一つ。
たった一つ。
分かれ道に出た。
まるで道案内の板の様にひとりの老人が立っている。


「右は過去。左は未来。どちらへ行く?」


私は立ち止まった。
あれこれ考えて、もう一度老人に問うた。
それに老人は答えた。


「右は明日。左は昨日。どちらへ行く?」


私は、笑みを浮かべて老人を殴り倒し、真ん中を選んで再び歩き出した。
老人が何やら非難めいたことを叫んでいたが、気にならなかった。
さて、次に想像してほしい。
私とあなたの間にあるものを。


干し葡萄。
蜂蜜。
シナモンと、焦しバター。
去年摘んだ黒酸塊のジャム。
良い匂いのするパン。
汲み上げたばかりの鉱水。
燻し終えた赤い肉。
脂が少しばかり多めのサラミ。
まだ温かい卵と、ミルク。
今朝の畑の萵苣。
同じく朝露の残るハーブが幾種類か。
柔らかく煮えた鶉豆と雛豆のスープ。
上流で釣った鱒は、ムニエルに。
サワークリームとマスタードのソースを少し添えて。
最後に一片のライムと、黄金色のコーヒー。
または茴香酒でも。


これで明け渡していいと思うなら、どうかしている。
ただ単に、北に向かえばいいものを。
ア師曰く、

第一の悪人、第一の善人。
第二の悪人、第二の善人。
第三の悪人、第三の善人。
第四の悪人、第四の善人。
第五の悪人、第五の善人。
第六の悪人、第六の善人。

すべて異なる名前があり、すべて同じ顔。
すべて異なる由来があり、すべて同じ帰結。
すべて異なる性で、すべて同じ極。
すべて異なる昼で、すべて同じ夜。

第一の善人、第一の悪人。
第二の善人、第二の悪人。
第三の善人、第三の悪人。
第四の善人、第四の悪人。
第五の善人、第五の悪人。
第六の善人、第六の悪人。

すべて同じ色で、すべて異なる音階。
すべて同じ戯れで、すべて異なる言語。
すべて同じ形で、すべて異なる重さ。
すべて同じ日に生まれ、すべて異なる日に死ぬ。

第七の人が生まれる前に。