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冗長なだけのブログ。
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HN:
性別:
女性
趣味:
読書だったり飲酒だったり。
自己紹介:
2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。
SFが好きです。

今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
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私はレールの上を駆けている。
この先に、行かねばならない場所があるから。
私はレールの上を駆けている。
懸命に。赤い、血潮のように赤い夕日を浴びながら。

私はレールの上を駆けている。
目的の地は、多分ここから一番遠い場所。
私はレールの上を駆けている。
私は、機関車ではないのだからレールを降りて好きに歩いて行けるのに。

私はレールの上を駆けている。
私は、機関車ではないのだから、足下がとても危うい。
私はレールの上を駆けている。
とても駆けていると思えない速度で。私は機関車ではないのだから。

私はレールの上を駆けている。
どうしても向かわなければいけない場所があるから。
私はレールの上を駆けている。
それは誰との約束だったのか、今はもう思い出せない。

私はレールの上を駆けている。
約束だった。
私はレールの上を駆けている。
約束などなかった。


もうこれでいい、などとは云ってはいけない。
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まず始めに、闇があった。

ひとつ、声が響いた。


光、あれ


何も起こらなかった。
こうして世界はずっと、平和なままだった。
ア師曰く、



大事なことは、忘れること。

大事なことを、忘れること。

ただ生きながらえる為に。

忘れるべきである。
無言で棍棒を振り下ろす様子を見つめて、ふと尋ねた。


なぜ殺すのか


彼女は答えた。


こんなに果無く、惨めで、弱々しく、無力な生に一体何の意味があるのだろう
だったら私がひと思いにいっそ


私は、彼女なら、彼女の頭上に巨大な隕石が落ちてきても文句を一切云わないだろうと確信した。
呼ばれたので振り返ったら、魂がいた。
魂は私に云った。


余に仕えよ


黙って見つめていたら、紫電が走り私の脚を打った。
魂は顔を持たない。
顔を持っていないのに、私は、そのとき魂が残忍な笑みを浮かべていた事に気付いた。


余に仕えよ


魂がもう一度云うので、私は仕方なく頷いて恭順の意を示す。


まず、余に相応しい座を用意せよ


少し考えてから、森で拾った郭公の巣を差し出した。
魂は気に入ったようだった。


次に、余の食事の用意をせよ


また少し考えてから、窓の外から樹の葉を一枚、ボトルの底に残っていたワインの澱、隅で干涸びていた鼠のしっぽ、黴びたパン屑、割れた袖口のボタンの半分、午前中に淹れたコーヒーの滓を、順番にジャムの蓋に乗せて差し出した。
魂は気に入ったようだった。


次に、音楽を奏でよ。


少し考えてから、いくつかピンが折れて音が飛んでいるオルゴールの螺子を巻いて差し出した。
魂は気に入ったようだった。


次に、余の肉体を滅ぼした者を殺せ


少し考えてから、行着けの酒屋の天井に住んでいる鴉を一羽撃ってその屍骸を持ち帰った。
魂は満足したようだった。

翌日。
魂が、二つに増えていた。