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女性
趣味:
読書だったり飲酒だったり。
自己紹介:
2013年今日は。
札幌あたりで養蜂やったり酒飲んだり本読んだりアニメ見たりしています。
SFが好きです。

今年はもうちょっと、言葉を大事にしようと思います。
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曇り。
台風の影響か。



先日、動物を目撃する。

よく利用するコンビニエンスからの帰り道。
道路を横切ろうとしていたらしい小動物が、私が歩いてくるのを見て視界の端で急に方向転換。
最初大きさから猫かと思ったのだけど、色が妙な灰色だったので、気になって影が引き返した駐車場を覗き込む。
立ち去ろうとする後ろ姿を確認。

…歩き方と背中の形が、全然猫じゃない。
むしろ犬に近い。大きさ的に子犬か…?それにしても何か、何か違和感を覚える…。

と、対象が私の方を振り返った。
犬でもなかった。

一秒ほど、見つめ合う。
三角の耳が両方こっちに向いていて、鼻面にかけてのラインが、犬とは明らかに違う。
狸か…?
でも狸にしては、狸にしても色が妙だし、尻尾が抜き出しじゃないか…、とそこまで思ってふと気づく。

彼の体の妙な灰色。
細すぎると思ったのは地肌が露出した尻尾。
皮膚病にかかっているらしい。
殆ど首から下全部。

通いなれた道で珍しい出会いに最初は単純に喜んだものの、ふ、と背中を冷たいものが走るのを感じた。

灰色の狸が、足を止めてこちらを振り返る。
思わず追いかけた私も足を止める。
さっきより短い時間見つめ合って、狸はまた頭を巡らせた。
駐車場の端のフェンスを越えた所まで見送って、私は元の道まで戻った。

こんな住宅地に住んでいて、食べ物は人間の出した生ゴミが主だろうから、それが原因なんじゃ…と帰宅した家の人に疑問をぶつけてみる。
「以前新宿駅で見た狸はきれいだったじゃん」
…確かに。
なんとなく割り切れない気持ちを残したまま。

「それで、狸はどこに行ったの?」
家の人が聞いてくるので、
「ああ、何となくそれ以上追いかけたらこちらとあちらの世界を跨いでしまいそうだったから、適当な所で止めといた」

「行ってくればよかったのに…」

心底残念そうに云うの、止めなさい。
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